タクシー料金の仕組みとは?基本・割増・割引運賃や追加料金と注意点

タクシーに乗り慣れている人であれば何となく感覚でわかるとしても、頻繁にタクシーを利用しない人にとっては、タクシー料金の仕組みがわかりづらく、難しく感じられるかもしれません。
料金体系がわからないと、不安でタクシーを利用しにくくなることもあります。
そこで、タクシー料金の仕組みについて詳しく知りたいと考えている方のため、基本運賃や割増運賃など、知っておくべきポイントについて解説します。この記事を読むことで基本的な仕組みがわかり、安心してタクシーに乗れるようになるので、ぜひご覧ください。
目次
タクシー料金の仕組みとは?
タクシー料金は、どのような仕組みになっているのでしょうか。基本から解説します。
基本運賃
基本運賃とは、運賃の中でも基礎的な部分として定められた料金のことです。距離制運賃、時間制運賃、定額運賃の3つがあります。
距離制運賃
走行する距離に応じて料金が加算される制度が距離制運賃です。長距離走るほど利用料金が高くなります。「初乗り運賃」に距離によって変わる「加算運賃」を加えて支払う形です。
多くのタクシー会社では、初乗り運賃と距離制運賃が採用されています。ただ、初乗り運賃について詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
一度でもタクシーに乗ったことがある方であればわかると思いますが、タクシーのメーターは、乗車時に0円から始まるわけではありません。初乗り運賃というものが定められており、乗車したタイミングですでに初乗り運賃が発生しています。
金額は地域によって異なります。
たとえば、東京都23区に武蔵野市と三鷹市を加えた『東京特別区・武三地区』を例に挙げます。認められる初乗りの上限運賃は1.096kmで500円、加算運賃は255mで100円です(※1)。
つまり、乗車してすぐに降りても500円が必要ですが、1.096km以内の距離であれば同じ500円で利用できます。
この初乗り運賃で定められている距離を超えたあとに加算料金が発生する形です。1.096kmを超えて乗り続けた場合、255mごとに加算料金として100円がプラスされていく仕組みとなっています。
距離制運賃には、一定速度以下で走行した場合に、その走行時間を加算距離として換算する『時間距離併用運賃』も含まれます。
また、電話や配車アプリでタクシーを手配する場合には、後述する迎車回送料金が発生する点にも注意が必要です。
(※1)
参考:(PDF)国土全国ハイヤー・タクシー連合会:特別区・武三地区 自動認可運賃・料金表[PDF]
時間制運賃
時間制運賃は、長時間タクシーを利用する際に、事前予約が必要となる運賃形態のことを指します。たとえば、冠婚葬祭や観光などの目的で貸し切りタクシーを予約した場合は時間制運賃での計算となります。
なお、時間制運賃は距離制運賃よりも高めに設定されています。東京特別区・武三地区を例に挙げると、初乗り運賃の上限が1時間で5,360円、加算運賃は30分で2,450円です。(※1)
注意点として、別途迎車回送料金が発生するほか、時間制運賃には最低利用時間が設定されている場合があります。そのため、1時間のみの利用はできず、3時間~のような形で予約することもあるので、利用するタクシー会社に確認しておきましょう。
(※1)
参考:(PDF)国土全国ハイヤー・タクシー連合会:特別区・武三地区 自動認可運賃・料金表[PDF]
定額運賃
定額運賃とは、一定の地域間を走行する場合の料金を定額で定めたもののことです。たとえば、羽田空港や成田国際空港と都内の特定地域間で、定額運賃が適用されます。
他にイベント定額運賃や観光ルート別運賃などもあります。
割増運賃
割増運賃とは、利用する時間帯や時季に応じて、料金が割増となる運賃形態です。大きく分けると、以下の2つがあります。
深夜早朝割増
割増運賃の中でも代表的なのが深夜早朝割増で、多くのタクシー会社では、22時から翌朝5時までが割増運賃の対象時間となります。この時間帯は2割増となります。
なお、乗車途中に深夜早朝割増の対象時間に入った場合、その時点から自動的に割増運賃に切り替わります。
冬季割増
温暖な地域に住む方には、あまりなじみがないのが冬季割増です。
特に北海道や東北、北陸地方など積雪の多い地域では冬場の運転が危険であるため、積雪や路面凍結などのリスクがある時期は冬季割増と呼ばれるものが適用されることがあります。時期は地域によって異なりますが、11月下旬から3月末頃までが目安です。
積雪や路面凍結の有無に関係なく、期間中は深夜早朝の時間帯を問わず割増料金が適用されます。通常2割増ですが、タクシー会社の中には冬季割増を採用していないところもあります。
割引運賃
割増運賃とは反対に、割引運賃と呼ばれるものも存在します。代表的なのは以下の3つです。
公共的割引
一部のタクシー会社では、公共的割引と呼ばれるものを用意しています。たとえば、身体障がい者割引、知的障がい者割引、免許返納者に対する割引などです。
利用を予定している方は、事前に適用可能なタクシー会社を調べた上で配車を依頼しましょう。
遠距離割引
一定料金を超えた分の料金に割引が適用されるのが、遠距離割引です。たとえば、基準額を超えた部分が1割引になります。ただし、実施していないタクシー会社もあるため、遠距離利用を予定している方は注意が必要です。
営業的割引
各タクシー会社が需要喚起のために実施する割引に適用されるものです。たとえば、クーポンによる割引や、利用回数・金額割引などがあります。
追加料金
紹介してきた料金のほかに、利用状況に応じて追加料金が加えられることもあります。代表的な追加料金の種類を紹介します。
待機料金
たとえば、配車を依頼したタクシーが到着した後、準備が整っていない場合や、利用途中にスーパーへ立ち寄る場合などに、その場でタクシーを待機させることで発生するのが待機料金です。加算運賃のうち時間経過料金に該当します。
迎車回送料金
迎車料金とも呼ばれるものです。タクシーの利用者が配車を行い、指定場所まで迎えにきてもらうのに発生する料金です。
サービス指定予約料金
利用日時や車種を指定して予約する場合に発生する手数料です。時間指定配車料金と車両指定配車料金は定額で定められています。
両方を指定する場合は高額な料金が適用されるため、詳細は利用するタクシー会社に確認してください。
その他
たとえば、食べ物や飲み物をこぼしたり、酔ってタクシー内を汚した場合には、清掃費用を請求されることがあります。
なお、ペットを同伴する場合でも、キャリケースに入れて同乗する場合は別途費用は発生しません。
また、観光案内を含むサービスを提供している場合なども別途費用がかかる可能性があります。
タクシー会社によって料金の詳細は異なりますが、不当な差別的扱いや利用者の利用を著しく困難にする内容は認められていません。
タクシー料金に関する注意点
タクシー料金に関して、いくつか注意しておきたいポイントがあります。以下の4つを確認しておいてください。
地域性
運輸局長によって運賃適用地域が定められており、地域によって運賃に違いがあります。たとえば、東京23区と武蔵野市・三鷹市の場合は初乗りの上限が1.096kmで500円、加算運賃は255mで100円です。(※1)一方、沖縄本島については初乗りの上限が1.75kmで600円、加算運賃は400mで100円です。(※2)
普段タクシーに乗り慣れている方でも、出張先などで乗車する際には料金感覚が異なる場合があるため、事前に確認することをおすすめします。
(※1)
参考:(PDF)国土全国ハイヤー・タクシー連合会:特別区・武三地区 自動認可運賃・料金表[PDF]
(※2)
参考:(PDF)全国ハイヤー・タクシー連合会:自動認可運賃(沖縄県本島地区・福祉輸送事業限定)[PDF]
値上げ
タクシー料金はたびたび値上げが行われています。たとえば、2022年11月14日には、15年ぶりに初乗り料金の値上げが行われました。東京を見てみると、それまでは初乗りが420円だったのが500円となり、加算距離についても、233メートルごとに80円だったのが、255メートルごとに100円に変更されました。
特に数十円程度の値上げでも長距離乗る場合は大きな違いになることもあるので、値上げの発表が行われたあとはよく確認しておくことをおすすめします。
車種による違い
タクシー会社の中には、ある程度車種の指定が可能なところもあります。ですが、車種を指定する場合には、別途車種指定料金が発生します。金額はタクシー会社によって異なります。
事前確定運賃(見積もり)
利用料金がわからず不安な場合には、事前に確認できる見積もりを活用することをおすすめします。
タクシー配車アプリ「S.RIDE」では、あらかじめ目的地や走行ルートを選択することで、配車前にタクシー運賃を確定する注文方法の事前確定運賃も利用可能です。
タクシーを呼ぶ前に目的地まではいくらかかるかがわかるので、安心につながるでしょう。ぜひご利用ください。
効率よくタクシーを配車したい方は、タクシー配車アプリ『S.RIDE』
S.RIDEであれば、お手持ちのスマートフォンでアプリを起動し、ワンスライドするだけで近くのタクシーがすぐ迎えに来てくれます。
迎車地点に選択した地点の位置情報をタクシードライバーに自動で送る仕組みなので、情報入力や位置調整の手間もかかりません。
東京都内を走るタクシーのうち、3台に1台がS.RIDEに対応しており、その利便性の高さから、都内最大級のタクシー配車アプリです。
キャッシュレスによる自動決済を利用すれば、スムーズに降車できます。
そのためお手持ちのクレジットカード情報を登録しておけば、支払い手続きの煩わしさから解放されます。
また、アプリから電子領収書も発行できるので、経費精算が必要なビジネスマンにとっても頼もしい味方として評判です。
タクシーを頻繁に使う方や、スムーズな移動を望む方は、ぜひS.RIDEをご利用ください。
タクシーの法人利用をお考えの方は、『S.RIDE Biz』
S.RIDE Bizなら、これまで領収書を一枚ずつ集めて管理していた作業が、まるごと不要になります。
企業内でのタクシー利用を一括管理し、毎月の請求書で、まとめて支払うことができます。
また、タクシーの利用履歴もすべてデータとして残せるため、管理体制の強化にもつながります。
インボイス制度や電子帳簿保存法などの、複雑な法令にも対応しております。
S.RIDE Bizを利用するにあたって必要な料金は、月々のタクシー利用料とそれに応じた手数料のみです。
初期費用や月額基本料は0円ですので、必要なときに使ったぶんだけ支払う仕組みとなっています。
経費を抑えつつ、業務の効率化を図りたいとお考えの法人様は、ぜひ導入をご検討ください。
タクシーアプリの法人契約プラン S.RIDE Biz【エスライド ビズ】
事前確定運賃を使うならS.RIDEアプリがおすすめ
いかがだったでしょうか。タクシー料金の仕組みについて紹介しました。
どういった形で料金がかかるのかご理解いただけたかと思います。実際にタクシーを利用する際に、料金体系について不安を感じることがなくなるでしょう。
実際にタクシーを利用する際は、配車アプリを活用してみてはいかがでしょうか。S.RIDEは、高い配車成功率を誇るタクシー配車アプリです。簡単な操作で、最寄りのタクシーを手配できます。
執筆者
S.RIDE Bizは、タクシーアプリS.RIDEの法人向けサービスです。タクシーに関するお役立ちする情報発信を心がけております。タクシーを利用する方にとって価値あるメディアを目指しています。
会社概要はこちら



